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[報道]愛知県協議会と「虹の架け橋」で共催イベントを開催

 当会では、地域によるファミリーホーム協議会活動発足の支援をしております。現在では、愛知県ファミリーホーム協議会、長崎県ファミリーホーム協議会が発足。当会からも、発足に際し発足地域の行政に「社会的養護の協働」を趣旨とした趣意書を発行しております。

 中日新聞社会事業団より助成金を頂きました。

 今回、愛知県ファミリーホーム協議会が発足して初めてのビックイベントとして、主催「愛知県ファミリーホーム協議会」、共催「虹の架け橋 〜養育者を支援する里親・家庭養護の会〜」で、研修交流会海の家「虹の架け橋」を開催しました。名古屋芸術大学伊藤貴啓ゼミナールの生徒等中心に、愛知県の離島である篠島にて、子どもたちは学生とマンツーマンで海を楽しみ、養育者は伊藤貴啓先生のもと研修会を開催。海の活動では、民宿の方のご厚意でタコや魚つかみ体験をし、子どもたちの笑い声を背に、養育者は家庭養護における養育実践や、悩み、喜びをひとりずつ報告しました。切実な子どもの問題については、養育者の皆さんで意見を交わし、伊藤貴啓教授がスーパーバイズ。時間は少し足りなかったのですが、県や市に対する要望事項の意見も出し合いました。大変実りのある研修となりました。

 ところで、この企画にはもうひとつの目的があります。この企画においては、養育者は自分たちの子どもとの距離を置くということです。普段の養育から少し離れて、間接的に子どもをみるということも、新しい子どもの一面を発見するということで、子どもは学生中心に見てもらいました。

 学生も社会的養護が必要な子どもたちとの交流を楽しみました。もちろん、子どもの興奮はひときわで、優しいお兄さんお姉さんを相手に大興奮。ここぞとばかり甘えっぱなしの子も、浜を駆けまわり学生さんをへとへとにする子も……。そんな子どもの姿に、かわいさも覚えつつ養育者も少し嫉妬しながら、でも離島という素晴らしい海のロケーションを総勢67名の関係者が楽しむことができた、素晴らしい企画であったと思います。

 この活動は2015年10月05日付 中日新聞 朝刊愛知県内版にも掲載されました。

(この記事は会報誌にも掲載します)

(事務局)

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